「社会のために技術を役立てたい」
理想を高々と掲げられるのって素敵だなと、思うんです。

2019年1月入社 / 香川県出身 / 海外営業

母親としての私、営業としての私

地元出身の私は、大学進学を機に香川を離れました。大阪の財務会計コンサルティング会社に籍を置いていたころ、営業としてインドに2年間駐在しました。学生時代にインドのマザー・テレサ施設でボランティア活動を体験したことがあり、インドで働くことはその頃からの夢だったのです。困難しかなかった2年でしたが、インドや中東でのビジネスに貢献したいという思いはますます強くなっていきました。
結婚・出産を機にその会社を退職。2年間ほど子育てに専念し一段落ついたころ、インドへの思いが蘇ってきたのです。その時偶然見つけたのが、代表・三宅のセミナー。「ロボットテクノロジーでより豊かな社会を創りたい」という理念に共感し、私もその思いを発信する一助になりたいと思いました。それが当社へ入社した動機です。子育てはとても大変ですし生きがいでもありますが、自分の人生は子育てとはまた別の場所にある。私はそう考えます。

マニュアルのない世界に、全員で挑戦

当社で働くことの意義は、「新しい市場を切り拓く」という挑戦ができることです。マニュアルのない世界ですから、すぐに壁にぶつかります。社員はみな頭を悩ませながら、一致団結してなんとかその壁を乗り越えていきます。みなさん各分野のスペシャリストですから、とても頼もしい。私は営業として自分の経験をなんとか役立たせたいと思う日々です。

マネージャーと組んで行う業務が多いのですが、マネージャーが海外を飛び回って営業活動を行っていますから、私はその後方支援といった役割でしょうか。提案資料の英訳だったり、太陽光発電所のソーラーパネルが、当社のロボットに適合しているかの確認作業だったり。本音を言えば、私も現地に赴いて営業活動がしたいのですが、子育て中で時短勤務をしているので、さすがにそれは無理ですね。でも、時短勤務をしながら海外ビジネスに関わらせてもらえていることには、本当に感謝しかないですね。

スペシャリストが揃う組織。私も早く追いつきたい

私は文系ですし営業職の経験しかありませんから、ロボットに関する技術的な知識は持ち合わせていません。ロボットテクノロジーでどんなことが実現できるのかもよく分かりません。それでも三宅の言う「より豊かな社会を創りたい」という思いには、とても強く共感を覚えます。私が過去に在籍したいくつかの会社では、「お客様のために」という考え方が第一でした。「社会のために」という理想は、青臭いと言う人もいるでしょう。でも私にはとても夢のあることに思えるし、それが実現出来たら素敵だなと、素直に思います。

当社に在籍するエンジニアのみなさんの情熱に圧倒される時があります。自分の持っている技術的なノウハウを突き詰めていこうとする探求心、そしてその技術を持って社会に貢献していこうという広い視野。私も早く追いつきたいと思うのですが、まだまだですね。時々マネージャーと話していて言われます。「もっと視野を広げて考えてみようよ」と。さすがに世界を飛び回り営業をしている人の発想にはなかなか勝てないですね(笑)。